ホテルをチェックアウトしたが車はそのまま駐車させてもらうことにして、すぐ隣の「海賊船」乗り場箱根町港に向かった。

　ちょっと残念だったのは特別船室が船の後方にあったため、前方が見えず左舷の風景しか見られなかったことである。

　約３０分ほどで桃源台港に着いたがここでの見学は計画していないので、次の海賊船で引き返さなければならい。次の乗船まで付近の紅葉を見学することにした。

　富士山と思しき山がうっすらと見える。なぜか富士山の見える方向には常に雲が漂っているのだ。

　また、行きも帰りも船の中を見学しなかったのは失敗だった。

【 海　賊　船 】

　箱根町港には２隻の海賊船が停泊していた。写真右側が「ロワイヤル�U」、左側が「ビクトリー」である。

　海賊船出航の時間には観光客で溢れんばかりの人となった。人気があるようだ！

　ここの紅葉は素晴らしい。ちょうど今が見ごろなのではないだろうか…！　いいときに来たものだ！

　我々は「桃源台港」までの往復でかつ特別船室の切符を購入した。ちょっと高いが若い中国人団体客が乗ってきたのでそれを避けるためだ。

　(写真の上にマウスを置いて　　確認してみてください。)

　「ロワイヤル�U」は１８世紀にフランスで活躍した第一級戦艦「ロワイヤル・ルイ」をモデルにしたものだそうである。

　今度乗船する海賊船は「パーサ」と呼ばれるものである。　「パーサ」は１７世紀にスウェーデン国王のグスタフ・アドルフが造った「北欧の獅子」と呼ばれた戦艦をもとに建造されたようである。

　風もなく穏やかな湖面を海賊船はゆったりと進んでゆく。

　我々は「ロワイヤル�U」に乗船することになり、幸いにも特別船室の最先端に座ることができた。騒々しいこともなくゆったりと鑑賞することができた。

　「ビクトリー」は１８世紀のイギリスにおいて歴史的な海戦で名をとどろかせた勇ましい戦艦を再現したものだそうだ。

箱根神社の赤い鳥居も緑をバックに冴えて見える。また、遠くの山も雪化粧しているのが見える。

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