気球は大分膨らんで口元もしっかりと開くようになったので、いよいよ火をつけたボイラーで暖めた空気を吹き込むようになった。

そして、大きな気球がやっとゆっくりと立ち上がった。

　今日の着地はどうなるかとヒヤヒヤしなが乗っていると…、ワン、ツゥー、ズズズッーと、２度ほどのバウンドで停止した。

　空中散歩を計画したとき御殿場の気温を調べたら「－６度」という表示があり、寒いことを覚悟してきたがさいわい思っていたほど寒く感じない。

　すると、下にベタッとしていた気球がちょっと浮き上がり、まるびを帯びてきた( ← ｖｓ → )。　 もう少しだ…！

　やっと待望の熱気球に乗れるようになったのだ。ゴンドラの大きさは幅１ｍ２０ｃｍ四方程の大きさで四隅にはガスボンベが置いてある。そこに今日は操縦士と観光客３人が乗るともう満員である。ちょっと狭いが気球の大きさからこれが限界なんだろう。

　またゴンドラにはバーナー(←)もあり全く寒さを感じることはない。

　残念ながら今日は富士山は雲に隠れて見えない。
これでもまだ見
えるほうだ。

　御殿場市の土地勘もないし、東西南北も解らないので景色の説明もできない。
　できるのは飛び立った所にある車の場所(→→)ぐらいである。

　熱気球は観光客３人を乗せて揺れも感じさせずゆっくりと上昇していく。

着地　大成功！

無事、着地

　楽しかった空中散歩もいよいよ終わりとなりゴンドラが徐々に着地点に向かって下降していく。
　上昇時はふんわりと衝撃もなく上昇したが心配になり操縦士に着地について聞いてみたら…、１度だけ横倒しになったことがあると笑いながら話してくれた。